充実したGoogle Developer Dayコードラボ

Googleスタッフと共にひたすらGAEと格闘した3時間(*1)、結果的には”撃沈”でしたが、実に充実した1日でした。

プレゼンテーション(結局ローカル版でデモ)の反応は概ね良好で、これがきっかけで自分の研究テーマに関心を持ってもらえる知り合いを作ることが出来たのも良かった。ただ私も含め参加者全員が満足のいくプレゼンを出来なかったという事実が、現状のGAEの生産性の低さを物語っているように見えます。対照的にAndroidのコードラボは神業のオンパレードが見れたとのこと。

さて弱点だらけのGAEですが、全般的にやはりなんでPython?という声が目立ちました。Python、個人的にはLLの中で最もバランスが取れているとは思うのですが、3Dゲーム系な外野の人からみたらあれは所詮フラグ管理のためのスクリプト言語C#3.0の劣化版にしか見えないんですよね。Webアプリの進化に言語が追い付いていない。だからGAEが大きく飛躍するためにはAndroid同様Javaのサポートが必要不可欠、GDDを通じてそう感じました。

とはいうものの今日は”新境地でも自分はやっていけるかもしれない”という感触を得ただけでも大収穫。次のGDDも絶対に参加するし、GAEもしぶとくやり続けるでしょう。そして来年こそはみんなをあっと驚かせるようなデモを披露したいですね。

(*1)Brett Slatkinにプログラムを見せたら「ああこれ既知のバグなんだよ。裏ワザを教えるからこれ暫定的に使って」と言われ、非公開機能を試したら思いっきりそれ自体も不具合を起こしていたり(MacOSでしか検証してなかったらしい)