SilverLight2すごいね

川西さんのブログでSilverlight Toolkitを知ったのですが、いよいよadobe flexに迫ってきましたね。

次のバージョンではH.264に対応するとのことで、機能面での死角はいずれなくなるでしょう。やっぱり、いざやると決めた時のMSのR&D投資力はすごい。v1でflashを追いかけv2でflexに近づき、v3でadobeに並び、v4で追い越すといったシナリオが見えてきそうです。うかうかしているとflashBorlandの二の舞になりかねないでしょうね。

とはいうものの実際のRIA開発のボトルネックはまだサーバープログラミングに集中しているのが実情。下図は開発中の時系列評判分析アプリ(mindflexと言います。SEO対策)のスナップショットですが、これくらいの規模のGUIならFlexでぱぱっと作れてしまう。基本的にAS3自体は生産性が高いんですよね(国際化対応などは.netに比べると絶望的に弱いけど)

そういう意味でAzureには期待しているのですが、どう考えてもあちらはB2B向けになりそうな雰囲気。また期待していたLinq to SQLもフェードアウトな方向に向かっているみたいですし、サーバーまでMS orientedなのは勘弁な一草の根webプログラマとしては今乗り換えるべき材料に欠ける印象を受けます。

でも(MS製品の中でも一番)期待しています、silverlightGPU支援でH.264が高速再生できるようになって、YouTubeやニコ動が採用し出したら普及はあっという間だと思いますよ。