PRML(パターン認識と機械学習)読書会に参加しました
近代的な機械学習のバイブル的存在であるPRMLの読書会に参加してきました。
- 作者: C. M.ビショップ,元田浩,栗田多喜夫,樋口知之,松本裕治,村田昇
- 出版社/メーカー: シュプリンガー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2007/12/10
- メディア: 単行本
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- 作者: C. M.ビショップ,元田浩,栗田多喜夫,樋口知之,松本裕治,村田昇
- 出版社/メーカー: シュプリンガー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2008/07/11
- メディア: 単行本
- 購入: 19人 クリック: 443回
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PRMLの高い評判については各所で挙がっている通りですが(あれだけ高額な書籍なのに上巻はもう第4版。またAmazonでは現在品切れ状態)、題材が題材だけに参加者のモチベーションも高く、実に有意義な時間を過ごすことができました。また、私自身次回の読書会にて、第2章前半の一部の講義を担当することになりました。第2章前半では、beta/dirichlet分布など指数型分布族の事前共役分布を中心的に扱います。階層ベイズモデルのちょうど入口となるパートだけに責任重大ですね。
なお、開催者の方もおっしゃってましたが、この読書会は基本的にBest-Effort型で進行しています。したがって発表者および聴講者にPRMLがカバーするすべての領域に精通していることを最初から求めていません。というか機械学習を本職で研究している人でもない限り、普通は部分的にしかカバー出来ないと思います。ですので参加メンバーはある程度流動的であることを前提に、様々な職種の人たちが知恵を出し合って進めていくと、持続的な展開になるのではないかと思います。個人的には読書会の異業種交流会的なノリが楽しいです。