DirectX連載記事終了とこれから

"Vista世代の3Dプログラミング入門"という記事を、I/Oで連載していたのですが、7月号をもって終了することにしました。もともとこの企画は無期限連載という返事を編集部より頂いていたのですが、未踏に専念したいという私の勝手な都合で幕を閉じることにしました。

ちなみに最終回では、メタセコイアのMQOファイルを自前パースしたものを、法線マッピングや反射エフェクト付きで表示しています。モデル読み込みは”.xファイルに変換して終わり”という記事が多い中、ポイント頂点表現やらメッシュ隣接情報の意味までを懇切丁寧に解説した記事としてはレアな存在かもしれません:-) ...と本当にこんな基礎的なことばかり書いていました。

さて、当分執筆活動の予定はありませんが、今の時代に新たに3D関連の記事を書くとしたら、間違いなくRIA絡みで展開するでしょうね。最近だとPapervision3DFlexのコミュニティで話題になっていますし、Flashと既存3Dオーサリングツールとの連携技術が特に需要があるように思います。あるいは「よーしパパSecondLifeのクライアントをApolloSilverLightで再実装しちゃうぞー」なんていう意欲的な内容が書籍化したら、うっかり5000部くらい売れちゃうかもしれませんね:-)